2015年5月10日日曜日

みつばち…


みどりがまぶしくてまぶしくてしかたない「山笑う」の
ひと月ほど前、雨で桜の花見ができなくて
参加者みんな頭に紅白の椿をさして宴会をした頃とは
うってかわって家の庭も落葉/常緑樹の青葉でこんもりしています
朴の花がじゅんばんに咲きそろう頃はハクウンボクの花盛り
ちょうどその頃、敦賀の町中ではあちらこちらと
ニセアカシアの満開の花が灯りのようにぽわんと目につきます
五月は房になった香りもゴージャスな花の季節だなあと思いますが
それにつけても寂しいのがミツバチさんたちの姿のないことで
わたしが敦賀に住みはじめた頃はハクウンボクが満開になったら
ミツバチの羽音がそれこそ五月蝿いくらいだったのに
今年なんて一匹も見かけない(涙、、、)
去年、一昨年と、陽射しが長くなる頃
家に迷い込んできたミツバチを一、二匹見かけましたが
動きたくても動けないのろのろの瀕死の体(てい)でした
今年はついに一匹も見かけなくて気を揉んでます
ファーマーズにやっと並んだ地産ハチミツの瓶も
この春は目玉が飛び出るほどの高値で手が出ません
ネオニコチノイド系の農薬が日本でも一日でも早く規制されることを
切に願うばかりです

子供といっしょに「みつばちマーヤ」にはまってしまい
ついにDVDボックスを入手
子供の頃のことをほとんど覚えていないわたしには珍しく
今の桃さんよりたぶん少し大きいくらいのときに
祖母の家の庭ではだしで遊んでいたら
みつばちを踏んづけて刺されて号泣した記憶があるのですが
その時のことで覚えているのが、痛さよりも
「このミツバチさんはわたしを刺したせいで死んでしまう!」というショックでした
おそらくその当時、テレビで放送されてた「みつばちマーヤ」を
夢中で見ていたんでしょう
虫の世界に託した時代の思想的な背景に
大人になって見るとひっかかったりもしますが
マーヤをとりまくさまざまな昆虫の描写がいきいきとしていて
とてもおもしろいです

売り切れ中だった倉吉産ミードのメイリーン
週明けに入荷します