2014年12月30日火曜日

wish you a happy 2015☆


にんじんの季節は人気のにんじんのスペイン風マリネ
オーガニック農家の重武さんのいろいろなにんじんが
あまりにもきれいなので切ったところを思わずパチリ
今年の冬は厳しくて眩しいお日様の光が恋しいですが
珍しくきらきらした朝に撮りました

今年は昨日までの営業
新年は2日(金)から開けます
カレンダーでもまたお知らせいたしますが
1月は諸事情で火曜日の他、月曜日も休みます
(12日の祝日は営業します)
お正月も雪の中になりそうな予報ですが
新年の雪見酒、楽しみでもあります
寒い日は日本酒がとりわけおいしいですよね…

夜はぽつんと灯がともる不便な場所を
木枯らしの日も吹雪の日も
ご愛顧くださりありがとうございます
心より感謝申し上げます




星々の群れてはなれる晦日かな              鳴松

2014年12月24日水曜日

pray for peace



日曜日のクッキー教室、楽しかったですね
急な告知でしたが飛び込みの方も!
たくさんご参加いただいたみなさんそれぞれ
素敵なクリスマスクッキーがつぎつぎできあがって
見ている方もわくわくしました

れなさんのハンガリー雑貨も
二階にコーナーを作って並べています

さてさてそんな聖夜の候
毎年書いてますが
まだ宗教の壁がなかった頃に起源をもつ古い古いお祭りで
ひとつの宗教を超えた行事
夜の闇がいちばん深い頃に
太陽と星に思いをはせる日だと考えてます


毎年並べているイラン、マースレー村の手編みソックス
窓際にぶらさげてふと見たら
あら、一足だけ柄違いのペア
うふふ、誰か気付くかな?と思ってたら
「これに一目惚れ♡」というお客様のもとに
無事旅立って行きました
マースレー村ってどんなところなのかなあ?
大きな町、小さな町、世界じゅうに
信じる神を理由に子供たちが殺されたり
子供たちが人を殺める道具になったりする世とは違う
あたらしい日々が待っていますように


2014年12月20日土曜日

ホットワイン



明日のクッキーアイシング会
「あたたかいのみもの」は
ホットワイン(またはキャラメルミルクコーヒー)をお出しする予定です
近頃はお客さまにお尋ねされる機会も多いので
ホットワインのレシピをこっそり考案中だったのですが
明日はれなさんの監督で本場のハンガリー式に挑戦します
ちょうど晴明の朝市なので
通りがかりのお客さんともわいわい楽しめたら
フィエスタ気分でいいなーと思ってます

お知らせをふたつほど

★晴明の朝市開催中(明日の午前中いっぱい)は
 交通規制で店の前の通りは歩行者天国です。
 お車でご来店予定のお客さま、駐車場所はご相談ください。

★明日の夜は通常通りの営業ですが
 23日(祝・火)は17時CLOSE予定です。
 よろしくお願いいたします。


朝から乾杯、楽しみです☆
ホットワインにご興味ある方も気軽にのぞいてください


2014年12月17日水曜日

Kellemes Karácsonyt!



ちょっと急なお知らせになってしまいましたが
日曜日にとっても楽しい催しをすることになりました♡
春にハンガリー式のイースターエッグの作り方を教えてくださった
マンディ橋本れなさんといっしょに
クリスマスのクッキー飾りに挑戦してみませんか?
ハンガリーでクリスマスに食べる伝統的な焼き菓子に
(スパイスとはちみつたっぷりだそうです)
アイシングで模様を描きます
大人も子供も楽しめると思います
ハンガリーではこのクッキーをリースやツリーに飾りつけるそうです


21日日曜日は晴明の朝市なので朝9時からやっています
クッキー飾りのワークショップは10時半より
終了は11時半〜12時を予定しています
費用はクッキー6〜7枚とあたたかい飲み物付きで800円です
★クッキーはれなさんがご用意してきてくださいます
 当日はクッキーのアイシングを習います
ご予約は店頭またはお電話  070-5368-3494
メール pinon-pinonアットnifty.com (アットは@に変換してください)まで


あいにくと雪予報の週末ですが
まさにホワイトクリスマス
雪景色が楽しくなりそうな催しです
是非ご参加ください




起きぬけに猫と目があう雪あかり            鳴松







2014年12月14日日曜日

ぼうし賞



ラッピング用の毛糸を探していたら
編みかけの帽子があったので完成させてみました
が、桃さんには大きく、ひげ店主には小さそうな塩梅
俳句帖のTOKLAS賞次々点くらいを「ぼうし賞」にするかな?
もらってうれしいかな?
局地的に盛況の俳句帖ですが年内で〆切りまして
1月にお客様の投票でTOKLAS賞(TOKLAS商品券5000円)を決定する予定です

俳句帖が出ましたので久々に



雪おこし帽子ができた投票日           松


師走に入ってより桃さんの体調頗る悪く
この雪に阻まれて投票に行けない…
でも行かなかったら「車もないやつは投票するな」と
シンゾーにせせら笑われてるようで悔しいので
タクシーで行くつもりです
なわけで、ええいったまには時事川柳じゃ


あべさんよ稼いでみせるぜタク代は        鳴松


pinonが松の実のことなのでずっと「松」としてきた号ですが
自分で松竹梅の松って言ってるみたいでずっと気恥ずかしく
(おそ松の松なんですがね)
これを機会に鳴松とします
事情はそのうち松原日記に書きたいと思います

かるたや絵本の入荷情報をみどりブログにあげましたが
「ドミトリーともきんす」特設コーナーも設けてます
時候&レペゼン北陸ということで
中谷宇吉郎先生の「雪は天からの手紙」をいっしょに並べただけですが
真冬から春にむかって地味に展開していきたいです

真夏と真冬はとりわけて
地球を含めた星々に思いが飛んでいきます
雪雲の上のオリオン座、次はいつ会えるかなあ?



2014年12月9日火曜日

「遠近に」



敬愛の二文字もいいなあと思いますが
この方に関しては敬慕のほうがしっくり
発売された当初
「どうせなら知ってるレコード屋さんで買いたい」と
はるばる鳥取ボルゾイさんに取り寄せてもらって入手してから
幾度、針を落としたことか…
もとい幾度、光線を読んだことか…
ご縁あってTOKLAS店頭にも並びました

ジャケ絵は西脇一弘さん
ライブでは西脇さんのバナーがステージに翻っているそうです
(そして磔々でのアンコールは大原さんの曲だったとか)
そのステージももしかしたら初桜の候に
TOKLAS二階で実現するかも…どうぞどうぞお楽しみに!


話題も翻りますが陶器関係
お世話になっているGRANPIE京都店のクリスマス企画「Feliz Navidad!」に
スープの器を納品しています
秋頃が冬に延び、また延びて年内に実現できれば、と
お問い合わせにお答えしていた京都の器展は
2015初春にGRANPIEで開催予定となりました

納品といえば祝祝オープン!の大阪HOP_KENには
ペンダントライトを納品しています
…早いとこ伺って飲んだくれたい師走です

年の瀬、よろずあったかくお過ごしください






2014年12月8日月曜日

桑迫さんのカレンダー2015



この時期にまさかの20cm近い積雪で
まっしろな週末でした
雪の朝のしずかさ、あかるさ、
積もった日のとくべつな光、夜のうすあかり、
天からの贈り物を久しぶりにしみじみと味わいました

予告してました桑迫健太郎さんの月齢カレンダー2015版届きました
残り少なくなっていた絵はがきもたくさん
月ごとの絵、ちらっと見ようとしたけどくらっとして
もったいなくて見てません
一部1620円
お電話で取り置きも承ります








2014年12月1日月曜日

ありがとうありがとう



28日は快晴であたたかく気持ちのよい日でした
たくさんのご来場ありがとうございます
子供たちがうろうろのにぎやかな会場にご理解くださり
みなさまに感謝申し上げます

全方面に最敬礼&感謝の毎度ですが
レイチェルが弾いたこのエレピ
実は、先日神戸ビッグアップルで10周忌イベントが行われた
大原さんからずいぶん前に譲り受けたもので…
あまりにも重いのでライブ等で使ったことはなかったのですが
ややくぐもったトーンがレイチェルの歌声にぴったりで
密かに胸を熱くしてました
イチくんのパンクでユーモア満載のステージにも
ちいさいひともおおきなひとも大はしゃぎでしたね


この日はふくろう好きのレイチェルのために
手島圭三郎さんの絵本をディスプレイしてました
「冬の馬」「しまふくろうと冬の月」など
ふつうのサイズの絵本もほんとうにすてきですが
大型本は手島圭三郎さんの版画の魅力をあますところなく伝えていて
子供に読み聞かせるもよし、眺めて飾ってもよし
これからの白い季節の一冊にとてもおすすめです

お父さんとお母さんのステージのあいだがんばってくれてた
ダッド・シマサキJrにもarigato-!

2014年11月25日火曜日

ふりかえると、


行政関係の広報にも載ったので
ご存じの方もあるかもしれませんが
鉄道と港のまち、を
広く世にお報せするための商品開発の補助金申請に通っているので
(6月頃、地味にがんばった)
今年度中に港まわりの景色をテーマにした絵はがきセットを
発売しようと企んでいます
それもあって、身のまわりの風景を見る視点が
いつもとちょっと変わってる気もして
それがまた新鮮なのですが
あらためて、店の近所はとてもおもしろいです

カニ解禁の頃の冬型が嘘のようにゆるんだ三連休は三日とも
子供といっしょに金ケ崎を散歩しました
こんなに紅葉が美しい場所だということも
恥ずかしながら今まで知りませんでした
月曜日、自転車をとめた駐車場から
石段へ走っていく子供を追いかけていると
「元禄二年八月十五日 芭蕉翁が訪れた鐘堂」の札のまわりに
墨衣の住職さんと10数人の方々が…
む、ひょっとして今日は芭蕉忌?とドキドキ
岬の突端でフェリーを見ながらお弁当を食べたあと
月見御殿跡までのぼったら
眼下一面に火力発電所の石炭置き場が広がっていてクラクラ
店に戻ると60代(?)のお客さんに
ぼくが子供の頃は金ケ崎の岬の下は砂浜の海水浴場だったよ、
今のきらめき港館のところまで鉄道が来てて石炭の山で遊んでたよ、と…
振り返るとすぐそこに
自分の知らない遠い景色と時間があるような奇妙な感触にとらわれています

調べてみると今年の芭蕉忌は十二月三日でしたが




しぐれ忌の石炭山はくろぐろと

ひかりは枯れ野をかけめぐり          松





…頭も尻も拙句じゃ能がねえですが

ひげ店主に芭蕉忌の集まりかと思ったと言ったら
「芭蕉さんていくつで死んだん?」
えっと、たしか50歳
「えっ!?じじいじゃなかったんや…」としばらく感慨に耽っていました


絵はがき集、いいものができそうな予感がしてます
楽しみにしててください



2014年11月14日金曜日

山茶始開 於楓薫/姫路



このところ陶器関係のお知らせがめっきり減っていましたが
久しぶりに、とてもすてきな企画にお誘いいただいています
山茶始開 つばきはじめてひらく と読むそうですが
この「つばき」は字のごとく、山茶花のことだそうです
冬がめぐってくるたびに
年々好きになる山茶花が主役の展示なんて…(涙)

山茶始開 つばきはじめてひらく

姫路 楓薫
2014年11月21日—29日

山茶花に合いそうな器を持って行きます



今度の日月のpipikiのワークショップ/個人施術の予約状況です

(すみません!16日のワークショップと施術の時間を間違ってました
 こちらが正しい時間です)
16日(日)15時半〜 ワークショップ 予約可(当日もOK)
      17時半〜 施術 予約可
17日(月)12時〜 予約可
      16時〜 予約可
      18時〜 予約可


店の裏のお茶の花もなんとも可愛い風情で咲いています






鈍空に渋茶の花がぽろぽろと        松 


2014年11月10日月曜日

swamp!



分水嶺を越えて湿原へハイク
透き通った清水がこんこんと湧き
秋の陽射しの中をせせらぎ歌いながら流れる様子に
文字通り身も心も洗われ、躍ります

HPへ営業カレンダーをあげましたが
次の日曜日は第3日曜日で晴明の朝市
朝9時からの営業です
そしてお知らせしてましたとおり
午後は2Fでpipikiのワークショップ…のはずなのですが
予約状況がおもわしくなく
今のところ、16時からの回は開催予定ですが
ご予約が入らない場合、14時から、または18時からの
個人施術もご相談にのりますのでお問い合わせください
月曜日は、12時からと16時からの予約は空いています
操体法についてはわたしも今までほとんど知らなくて
wiki情報ですが以下


操体法(そうたいほう)は、仙台の医師 橋本敬三(1897-1993)が 高橋迪雄(みちお)の正體術など民間の健康法療術をみずから実践し、肉体の変化が進む過程で何が起きているかをつかんだ結果生まれたものである。初期の理論(著書に詳しい)では、客観的に骨格構造を観察して、運動系の歪みを修正(治療)することを主題としているのが特徴。その後、客観的な見方を離れ、個々人の内部感覚(快・不快)にもとづいて、生体のフィードバック機能を洗練させることが重要であることをより強調する形になった。現在では、より質の高い快適感覚を「からだ」に聞き分け、味わうという感覚分析をするようになってきている。
創始者の橋本自身が完成した方法の体系としなかったため、後続者によってその方法に違いが生まれた。健康法として知られているが、本来は医師が実際に臨床で用いていた診断・治療体系でもある。操体法を健康法として捉えるか、診断・治療体系がある臨床として捉えるかによっても、スタンスに大きな差がある。

…という整体はもちろん、さまざまに体に関わるお仕事についている方には
とても興味深いワークショップ/施術かと思います
本が農文協から出版されているのも個人的におもしろいです
植田氏の施術は整体の施術をベースにカウンセリングに近い側面もあり
お知らせにもありますが、心の不調や
ストレスに起因する体の不調を抱えている方にもおすすめです

さてさて数週間、私生活のばたばたに追われてまして
フライヤーが出来てないにも関わらず
28日のライブのご予約、近隣の各方面よりありがとうございます
先日あげた動画の反響が思いがけず大きく…
娘も大好きなこちらのライブ動画も是非ご参考に
とても静かな映像ですが
ともだちや家族と歩いた秋の林の深い深い空気を思い起こします


Rachael Dadd    Let it rise



この曲もTOKLAS店頭にある新譜に収録されています
試聴もいつでも声かけてくださいね


2014年10月31日金曜日

11月28日(金)レイチェル・ダッド/ICHI ライブ


11月28日(金)レイチェル・ダッド/ICHI ライブ
午後7時30分スタート
ライブチャージ 1500円(予約) 1800円(当日)
ご予約は 電話 070-5368-3494または e-mail  pinon-pinonアットnifty.comまで
お名前とご人数をお知らせください

レイチェル・ダッド Rachael Dadd
英国・ファーナム出身。ブリストル在住。ミュージシャン、テキスタイルアーティスト。
ギター、バンジョー、ウクレレ、クラリネット、ピアノを演奏する歌い手。
17歳でファーストアルバムをリリースしてから現在まで10点をこえる音源作品を発表し、2014年9月に新作アルバム "We Resonate" をリリース。
また、ハンドメイド・ブランドMAGPIEを立ち上げ、テキスタイルで数々の展覧会、ワークショップを行い、幅広く精力的な創作活動を行なっている。
http://www.rachaeldadd.com


ICHI(イチ)
英国・ブリストル在住。現在まで1stアルバム「mono」、2ndアルバム「memo」をリリースし、今年11月に2枚目の7インチシングルレコードとなるをスウィート・ドリームスプレスからリリース予定。
スティールパンや様々な自作楽器を演奏し唄い日本全国、ヨーロッパ、ニューヨークなどでライブパフォーマンスを行っている。
NHKで放送中のアニメーション「おんがく世界りょこう」の主演アニメキャラクターのモデルでもあり、楽曲提供もしている。
http://liverary-mag.com/art/15832.html
奇想天外、おもちゃ箱をひっくり返したようなステージングをみせる、"ひとりサーカス楽団 ICHI!"
http://www.ichicreator.com



★すでにご予約が入りはじめてますので詳細とプロフィールをアップしました。
スウィートドリームスのサイトにもアップされてますが
レイチェルの新譜の曲のPVとイチくんのゴー・ガガンボのPVが最高!
是非みてみてください。

Rachael Dadd  / Strike our scythes(official video)





(動画を貼れなかったので↑クリックしてね)



★11/16(日)17(月)
 pipikiのワークショップ・施術のご予約もお待ちしてます。

matane!(レイチェル風)


2014年10月25日土曜日

今日明日



この週末は港の辺りで観光協会の主催で物産フェア開催中です
初めて行ったのですがみなと館の中と駐車場いっぱいに
全国津々浦々のうまいものが湯気をあげていて
秋空の下、半島の山々や港の船や湾を眺めながら
ビール片手に舌鼓を打てるという趣向
博物館通りのポケットパークでも
二軒隣のキトテノワさんのマーケットを開催中
なんだかにぎやかで楽しい!
明日の日曜日、くいしんぼうさんは
港界隈に遊びに来て後悔はしないと思います

秋のうまいものといえば敦賀の里芋
TOKLASのメニューにも里芋のお焼きが復活しました
そろそろ熱燗のお客さんもちらほら
冬の足音が聞こえます
家の庭の山茶花がきれいです
行き帰りの道では二度目の金木犀も散って
掘り割りの蟹が姿を消しました
ひげ店主は毎日「さびしいなー」と言ってますが
何度めぐってきても
白い季節へと足早に向かう
ひと刹那ずつを愛さずにいられません





昼凪や獣はねむれ砂のうへ                松




桃が船を見るのが好きなので
この辺はよく散歩に来るのですが
海保の船がいつもと角度が違うせいか
「うわあ、桃ちゃん、
 あのお船見たことない気がするかもしれんたぶん」
…念の入った婉曲ぶりに
2世代くらいのギャップを感じたかもしれんたぶん



2014年10月21日火曜日

11月16日(日)/17日(月)「からだに訊く」


11/16(日)17(月)のpipikiワークショップ/施術のお知らせです
pipiki植田良太さんは8月の夏休み企画の吉田省念+植田良太ライブで
来敦してくださったウッドベースの良太くん
ウッドベースにしびれたお客さんも多かったと思いますが
表(?)の顔の操体法施術家として再びTOKLASに来てくれます
まずはpipikiフライヤーのご案内より

● pipikiの操体ワークショップ「からだに訊く」
11月16日(日)TOKLAS 2階にて

「普段なにげなく使っている私たちの身体
 耳をすますといろんな声が聴こえてきます。
 ゆっくり対話し、深める—そして日常生活に活かしていく」

一部 自分でゆがみを正す術 14:00〜15:15

 人間のからだは気持ちよさを感じることで正体に戻ります。
 ゆっくり自分の感覚でからだを操り、気持ちよさを味わって
 自分でバランスを整えていくワークショップです

定員6名 子供連れOK(子供無料)
参加費 2000円

二部 動きの自然法則を読み解く 15:30〜16:45

 人間のからだの8つの基本的な動きを解説
 実際に動かしてみながら、
 偏った負担を減らす理にかなったからだの使い方を学びます
 
定員6名 大人のみ
参加費 2000円

一部、二部通しで参加の方は参加費3500円


● pipikiのからだととのえ
11月17日(月)旧pinon-pinon敷地内 トクラス小屋


操体法をベースに、独特の方法でゆがみをととのえ。
正体に導いていきます。
からだの不調、こころの不調のある方、妊婦さんや産後の方、
ご高齢の方、こども、からだに興味のある方、スポーツをされてる方、
どなたでもご相談ください。
日々のからだの使い方やバランスの整え方もご指導します。

時間 約90分
ご予約 10時〜/12時〜/14時〜/16時〜/18時〜
料金 4000円(トクラス特別価格)

講師 植田良太(からだの宇宙研究所 pipiki)
さまざまな療法を研究するうちに操体法に出会い、東京で修行。
三浦寛氏に学ぶ。
自分で自分のからだを治せることを体感し、からだのもっている
底知れぬ可能性に魅せられる。
2011年春、京都に戻り、操体法をベースとした独特の療法で
施術にあたる傍ら、ワークショップ、教室などを開催している。
ベーシストとしても活動。


両日ともご予約・お問い合わせは 070-5368-3494(TOKLAS)まで
動きやすい服装でご参加ください

★画像は植田良太さんの提供です


2014年10月17日金曜日

これからのいろいろ



大好きな芋軸の季節が終わってしまう…
いつも店のお惣菜にもと思って炒めるのですが
つまみ食いがとまらなくてなくなってしまう…
完全に終了する前になんとか店でも出したいですが
一度に二束はなかなか難儀で
しかし芋焼酎にこれ以上のアテはないと思うので
芋好きの諸兄(無論姉さん方も)に出したい…なんとかします

15日、これ以上はないって秋の日でしたね
ローカルなお客様方には日頃からぶっとく支えていただいていて
どっちの方角にも足を向けて寝られませんが
15の夜は嶺北、京都、滋賀をはじめ東京、名古屋、丹波、
そして開演後に息をきらして入ってきた方が
栓抜きがぶらさがったでっかーいバックパックをどーんとおろしたので
「…旅の方、ですか?どちらから?」
隣の国の方でした
終演後もつむじ風のように帰って行かれましたが
うれしかったです

さてさて、早いものでTOKLASもうじき一才です
まだ歩きはじめたばかりくらいですがこれからもよろしくお願いいたします
11月は16日(日)pipikiワークショップ at TOKLAS2F
17日(月)pipiki施術 at 旧pinon-pinon トクラス小屋
そして28日(金)RACHEL DADD/ ICHI ライブが決まってます
さらに周年祝いで去年作る作るといって作ってなかった
ブートティ(シャツ)作りますよ!(ファンは楽しみに待ってな)
青木隼人さんのイラストで港まわりの風景の絵はがき集も作ります
年明けにはthe medium necksとアキツユコちゃんのライブも決まっているのだ!
今年は冬眠の準備してる暇がなさそうだなー

11月の催しもの詳細は
近いうちにまたお知らせします

2014年10月12日日曜日

長浜長浜



定休日の火曜日
十数年ぶりに長浜を訪れました
変わらない町並み、心なしか、
運河の水は以前よりきれいになった気がしました
長浜はいいです
とってもおもしろい本を見つけたので
みどりブログの入荷の記事をチェックしてみてください
先日のウモレボン市といい
お隣の滋賀県とのご縁がずんずん太くなりたいこの秋です

一昨晩、笑ったり泣いたりしながら漫画(「こどもはわかってあげない」)に
夢中になっている母に呆れた娘が
「もういい、桃ちゃんひとりでおえかきする」と
スケッチブックをひっぱりだしてきて
「桃ちゃん、ぴんくのおつきさまかく」と
ピンク色のクレヨンで大きな丸を描いて塗って
「おつきさまがかくれるところ」と
真っ黒に塗りつぶしていくのを見て
ああ、こないだの月食のことなんだと納得
地球の影にすっぽり入ったときの月が
「ピンク」なんだね、は!?ピンクムーン!とひとりで興奮しました
影の中にあるのになぜに赤っぽく見えるのか
月が完全に隠れたとき
たまたま横にいたオーストラリアの人に尋ねると
「あー、それはね、太陽の光が地球の大気を通るからだよ」
「え?反射?」
「ちゃうちゃう、月、地球、太陽(手で位置を示す)ってあって
 太陽の光がこうやって月に届くでしょ?」
「はー、なるほど、トワイライトってことすか!」と合点すると
「ん?違うけどなー」みたいな感じで立ち去ってしまったのですが
あとで図を描いて頭をひねってみたらば
やっぱり地球のどこかの朝焼けと夕焼けの色ってことですよね
でもってやっぱり反射は反射なんでしょうけれど
理屈なー
それにしてもあんなにはなれていても
かくも大きくあんなに強いお日様っていったいぜんたい…
ミラクル!



ぽんやりと桃月照らす川わたる


桃月よ世界は魔法に黄昏て             松





桃さんを自転車にのせて川を渡りながら見上げた
ピンクムーンとふるような星月夜は
きっとこれからもずっと忘れられません


2014年10月8日水曜日

大きな口…



一部に熱狂的な支持者のいるいちぢくマフィン
すだちをてっぺんにフィーチャーしてます
「焼いた日はぜったい電話してください!」と言われてるのですが
毎週土曜日はマフィンの日にしようかなーと企み中です
決めたらまたお知らせいたします

「無花果、むかし家にあったから
 植えたんだけどカミキリムシにやられて枯れたのよねー」と
しょんぼりしていた広島の義伯母に
冷蔵庫にあった1パックを差し上げたところ
「家に着いて食べたらものすごくおいしくてびっくりした!」とわざわざ電話が…
(マフィンじゃなくて生の無花果です)
やっぱり若狭の無花果はおいしいんです

私事ながら喜多村家の法事で

思いがけず俳句の話題が出たのでひとつ…
日曜日、駅前の食料品店におにぎりを買いに行ったら
(ここのお惣菜とお弁当は自家製で栗おこわが絶品です)
「萩やさし敦賀ことばは京に似て」の虚子の句がぶらさがっていて
松原に句碑のある「松原の…」の句のほかは知らなかったので
高浜虚子って敦賀にゆかりがあるのかなあ?と思っていたところ
昨日の会食の席の床の間の軸がまた
「秋晴れや庭とうちとの境なく    虚子」(うろ覚え)…
虚子続き也と内心思っていたら、80を越える僧侶の義伯父がぽつりと
「作太郎おおじいちゃんのお師匠や」
ぬ?と聞き耳をたてていると
「(作太郎おおじいちゃんは)たいこうぎょって号でなあ」
たいこうぎょ!?と思わず末席から声を出すと
「大きな口の魚と書いての。なんせ食いしん坊やったから。」
バタバタしていて結局どの程度の門下の徒だったのかは聞けませんでしたが
「茫洋とした人」と評される義祖父の句があるなら是非見てみたい、、、
熊沢泰禅禅師の関係なのかなあ?
古いホトトギスを探す楽しみができました


白萩の庭の主の三回忌

源平と花を教えた義父(ちち)はなく


白と紅が同じ枝に咲く萩を
「こいつは源平や」と教えてくれた午郎さんでした
庭じゅうがわっさわっさと萩ジャングルなのは
作太郎翁が愛した花だからと聞いてます
俳句詠みならさもありなん
そろそろホトトギスも満開

さてさて今宵は桃さんと店の前に椅子を出して
天体ショーを観覧しました


酔月を大口魚があんぐりと


満月は大地の影に星月夜         松

2014年10月3日金曜日

すだちまつり



もはや季節はずれかなあという絵になりましたが
庭のすだちとミントと県産牛乳をとりあわせたバーです
ご要望もあり今月いっぱいはアイスキャンディ作ります
先日、すだちがいつのまにか、の記事をアップしましたが
裏年ながら今年も次々と絞り頃になってきています
夏のあいだ人気だった黒糖+地産梅シロップ
この夏は豊作だった様子の地産ブルーベリーシロップは終了
初夏からよく出たティント・ディ・ヴェラーノもやめるので
ドリンクメニューはすだちまつり!
ソフトな向きには、すだちはちみつスカッシュにすだちはちみつホット
右党のみなさんには、すだちはちみつラムパンチ、すだちはちみつラムホット
庭のすだちがなくなるまで(今年いっぱいくらい?)続けます
すだちがなくなる頃はレモンの旬だし…ぼーぼー庭にあらためて感謝
柑橘類には困らないのですが
芳醇さ、清冽さのバランスの妙がうつくしく
心底ほれこんだ杉箸のはちみつが残すところあと一瓶
あわててあちこち探しまわったところ地元の養蜂家の方々、口をそろえて
「今年はほんとうにとれんかった」
山の森の花の時期の天候不順が因かと思われますが
道理でこの秋は熊さんたちが里に降りてくるわけで…せつないです
一雫ずつを大切に使いたいですが
なくなったら長崎県のはちみつに代わる予定です

はちみつと言えば鳥取倉吉産ミードのメイリーン
知れば知るほど
この暗い世相にはちみつ色の光がさすような
ロマンチックな事業で「ぜったい店で出したい。」と
(倉吉リキュール特区にニホンミツバチの庭先養蜂!
 ご興味のある方は是非倉吉市のサイトをのぞいてみてください)
TOKLASのスタンドとしてはやや高価なお酒ですが
置いてみたところリピーター続出でうれしい限りです
アイスキャンディと並行して週末はマフィンも復活
週末ははちみつと塩すだちと無花果のトッピングで焼く予定です


十七文字でなにがどうというわけでもないですが
やはり今週は頭をはなれなかった
火の山に散った魂を悼み
荒魂の鎮まらんことを祈りつつ



 秋桜也天地交合哭星

(こすもすやあめつちまじわりほしはなく)

 
 神無月山吠え夜の混沌と


 
 星みっつ月のない夜の帆影の灯            松


2014年9月28日日曜日

餃子…



6月の末頃だったと思うのですが
毎日蒸し蒸し暑くて
「今日は餃子が食べたーい!」と餃子を作ったところで
お客さまがわいわい見えて
「まかないですが…」とおつまみに提供したところ
後日「また食べたい!』との声があって
いつのまにか夏のあいだの定番となっていた餃子です
隠しネタはアクの少ない茄子です
皮はもちろん手作り!なわけなくて
買ってきた皮です
水餃子より焼き餃子の方が好き…
(答えは簡単、水だとお腹がいっぱいになって
 酒がまずくなるから…>>)
焼き餃子はファクトリー皮でやるほうが手軽でうまい!?
ってのはあくまで個人的な見解ですが
リピーター飲み助さんも多いので
茄子の季節が終わるまでは続投したいと思います


店の俳句帖、ベクトルがいくぶん
狂ってきてるような気がしなくもないですが
とにかく盛況でうれしい限り

先日書いた、三島の掘割の小蟹さんたち、
超満月の日に海までおりてってさよならかと思ったら
秋の陽射しの中、ますますお達者です
石垣長屋の決まった穴に棲んでるので
便宜上、手前から1番、2番、3番…と呼んでます
2番はいつも縦向きに石垣に這いつくばってて
4番はいつもハサミで何かをもぐもぐ
8番は番長で流れの真ん中にのっそり…
ひと夏+α眺めていたので
それぞれの個性がだいぶ掌握できてきました
「そうか!蟹さんはお花食べるんや!」と自転車の上から
子供が合点してたほどに散り敷いていた百日紅の花びらがようやく消えたら
(食べてないと思うけど食べてるように見えたらしい)
もうこんな候






初もみぢ堀の小蟹の横歩き


木犀は空耳に似てふりかえる


夕映えて幼き手の先薄の穂             松






今年はことのほか秋らしい秋で
大好きなセプテムバーも残すところわずか
日がな、夕さり、光や残照が愛しいです